ディアブロシリーズのストーリー

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6月2日 内容更新
Diabloシリーズは、1→2→3→4と、時系列にストーリーが進んでいます。4は3から50年後のストーリーです。
シリーズ初プレイの方や、昔すぎてもう忘れてしまったという方向けに、ここではざっくり短くストーリーをまとめました。シリーズで重要なキーワードは太字にして英語を併記しておきますので4のプレイのご参考に。(キーワード解説は「ディアブロ初心者向け重要ポイント」ページにもあります)
もっと詳しく知りたくなった方の為に、この投稿の下のほうに公式のストーリーページや動画へのリンクをまとめておいたのでそちらを見てみてください。どれもすごく長い上に英語オンリーなのですが。
3までのネタバレありですのでご了承ください。

story

世界の始まり

天界の天使と地獄の悪魔は「永劫の戦い(Eternal Conflict)を続けていた。
長い戦いに疲れ争いの無い世界を求めた大天使イナリウス(Inarius)は、女悪魔である憎悪の御子リリス(Lilith) と他の賛同した天使や悪魔たちと共にワールドストーン(worldstone)という強力な秘宝を使い、新たな世界であるサンクチュアリ(sanctuary)を創造して両方の陣営からそれを隠した。
イナリウスとリリスは、強力な力を持つハイブリッド種族であるネファレム(nephalem) 、つまり最初の人類を生み出しが、イナリウスはネファレムの潜在能力の高さを恐れ、ワールドストーンを用いて力を削いだ。その為、世代を経るごとに徐々にネファレムの能力は弱体化し、最終的にただの人間となった。

やがて天使と悪魔はサンクチュアリの存在に気づき、地獄の三大悪であるディアブロ(Diablo)メフィスト(Mephisto)バール(Baal) が人類たちを永劫の戦いに利用しようと考えた。
大天使ティラエル(Tyrael) は人間の魔術師による組織「ホラドリム(Horadrim) を結成、ホラドリムはソウルストーン(soulstone)を用いてこの3体の悪魔をそれぞれ別の場所に封印することに成功した。
こうしてサンクチュアリに平和が訪れた。

Diablo I の時代

200年が過ぎた。
レオリック王(King Leoric)トリストラム(Tristram)の地にやってきて街を治めるようになった。彼は知らなかったがトリストラムの大聖堂の地下には恐怖の帝王である悪魔ディアブロが封印されていた。
時と共にソウルストーンの力は弱まってきており、ディアブロは再び肉体を得る為に器となる人間を探してレオリック王に憑依したが完全な支配はできず、王は発狂してしまった。
ディアブロは王の息子である王子アルブレヒトの額にソウルストーンを埋め込ませ、王子の肉体の支配に成功した。狂気に陥ったレオリック王は周囲の者たちや民衆を次々に処刑、その生贄によってディアブロは力を取り戻していった。

トリストラムの悪魔を倒そうと多くの勇者が街を訪れたが、そのうちのひとりの勇者(プレイヤー)が大聖堂の地下に召喚された悪魔たちを倒し奥深くまで進み、遂にディアブロに勝利した。しかしソウルストーンを破壊してディアブロが解き放たれてしまうことを恐れた勇者は、それを自らの額にはめ込んだのだった。

Diablo II の時代

ディアブロの影響は徐々に強まってゆき、勇者は残り2体の魔王を解放する為に黒衣の放浪者(Dark Wanderer) となって東を目指した。
ひとりの勇者(2のプレイヤー)が現れ、魔王ディアブロが召喚した悪魔に滅ぼされたトリストラムへ行き、捕らわれていた賢者デッカード・ケイン(Deckard Cain)を救出。彼とともに黒衣の放浪者を追って旅立つ。しかし黒衣の放浪者に追いつくことはできず、ディアブロ・メフィスト・バールの三大悪魔は復活し、地獄へのゲートが開かれてしまう。
勇者はメフィストを倒して彼のソウルストーンを回収、ゲートをくぐって地獄へと赴き、ディアブロも倒して2体のソウルストーンを地獄の炉で叩き割ることに成功する。

バールは地獄の軍勢を率いてワールドストーンが安置されているアリート山 (Mt.Arreat) へと向かっていた。大天使ティラエルの導きで勇者はバールを倒すが、既にワールドストーンはバールによって汚染されていた。
ティラエルは人類を救う為、勇者を脱出させるとワールドストーンに聖剣を投げつけて破壊。爆発による巨大な光が周囲を包んだ。

Diablo III の時代

20年後。デッカード・ケインは姪のリア(Leah) と共に、かつてのトリストラムに近い場所にあるニュー・トリストラム(New Tristram) で暮らしていた。
世界は平和だったが、ケインだけは闇の到来を予期していた。

旧トリストラムの大聖堂に、天から流星が落ちた。ニュー・トリストラムに、かつてのネファレムを思い起こさせる能力を持つ勇者(3のプレイヤー)が訪れ、リアは彼に大聖堂ではぐれたケインの救出を依頼する。
ケインは悪魔ベリアル(Belial) の信徒であるマグダに殺されてしまうが、死の直前に流星となって地上に落ちてきた男、ティラエルを復活させた。ティラエルは天使の掟に背いて人間の味方をする為、堕天して人間の身体になったのだった。リアはケインの使命を継ぐことを決め、ティラエルとネファレム(3のプレイヤー)と共に、ベリアルに支配された砂漠の町カルディウムに向かう。そこでリアの母親である魔女エイドリア(Adria) と再会し、彼女から、地獄の帝王たちを封印して永久に葬ることができる秘宝ブラック・ソウルストーン(Black Soulstone) のことを教えられる。

ネファレムたちはブラック・ソウルストーンを入手。ベリアルを倒してそれに封印することに成功。次に悪魔アズモダン(Azmodan) が闇の軍勢を送り出しているアリート山の近くにあるバスティオン砦に向かい、アリート山のクレーターでアズモダンを倒してブラック・ソウルストーンへの封印に成功した。

砦に戻ったネファレムが見たのは、魔法の鎖に拘束されたティラエルと、儀式の生贄となっているリアだった。エイドリアは悪魔たちが封じられているブラック・ソウルストーンをリアの肉体に埋め込んだ。実はエイドリアは悪魔ディアブロの手下で、リアはエイドリアと、ディアブロの器であった黒衣の放浪者の間に生まれた子供だった。最初から全てエイドリアがディアブロを復活させる為の計画だったのだ。
リアを器とし、ブラック・ソウルストーンに封じられていた悪魔たちの魂を取り込んで地獄の全勢力を操る存在として甦ったディアブロは、天界へ攻め込んだ。
ネファレムはティラエルと共に天界の力の源であるクリスタル・アーチへ向かい、ディアブロと戦いその肉体を灰にした。
天界は元の姿を取り戻した。ティラエルは天界での地位に復帰したが、肉体は人間の身体のままでいることを選んだ。

ティラエルはケインが死んで以来初めて新しいホラドリムの人員を集め、彼らの協力の下、ディアブロの魂が封じられたブラック・ソウルストーンを地上に隠すことにした。しかし天使マルサエル(Malthael) の襲撃を受けて奪われてしまう。マルサエルは永劫の戦いを終結させる為に、人類を含めたすべての邪悪な存在を亡ぼすつもりだった。
ネファレムはマルサエルと戦い、勝利した。しかしティラエルは、天界にも地獄にもかなう者のいないネファレムが定命の人間であること、そしていつか悪に堕ちる日がくることを危惧していた。

Diablo IV の時代

そして50年後。
悪魔メフィストの娘である憎悪の御子リリスがサンクチュアリに復活する。


公式ストーリー関連リンク

The Story of Diablo …ディアブロIII 英語版公式サイト。IIIの拡張パックのエンディングまでのストーリーがイラスト入りで読めます
Diablo IV | Book of Lorath - Episode 1: Creation、 234 …英語版公式YouTubeチャンネル。ディアブロIVの発売前に公開された、これまでのストーリーをまとめた動画。音声、字幕とも英語のみ

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